記事概要
・「アマビエ」が認知されだしたのは、3月初旬。感染者が増える前。
→ 検索ワード「コロナ」の関心(=Googleトレンドにおける人気度)に追随。
・「アマビエ」が認知された後(朝日新聞に掲載後)
→ 検索ワード「コロナ」やコロナウイルス感染者数と同期するようになった。
連日新型コロナウイルスの感染者が報道されています。
コロナウイルス感染拡大は、単なる病気ではなく、経済面、文化面など社会に対して多大な影響を及ぼしています。
そうした社会の中で、注目を浴びた一つに挙げられるのが「アマビエ」です。
「アマビエ」とは豊作・疫病などを予言をしたとされる妖怪で、今回の件で「疫病退散にご利益がある」としてフォーカスされました。
厚生労働省が提供している接触確認アプリにもアマビエの姿を確認することができます。
今回は、Googleトレンド キーワード「アマビエ」「コロナ」、そして感染者数との関係を調べてみました。
Googleトレンドでみる「アマビエ」と「コロナ」の関係
①始まり
・ 2月に国内各地で感染者が確認され、各種イベント、スポーツが延期、中止を余儀なくされる。
・妖怪商品を扱う専門店が アマビエの伝承や姿をツイート。それに反応したイラストレーターが次々と作品を投稿し、拡散。
・Googleトレンドに「アマビエ」が検索ワードとして、浮上
②認知
・ キーワード「アマビエ」の人気度は、キーワード「コロナ」と感染者数に追随する形で、 上昇。
・4月12日に朝日新聞に「アマビエ」 の記事が掲載され後、人気度のピークを迎える。
・「コロナ」の検索数や感染者もピークとなる
③現在とこれから
・感染者が減少していくにつれ、「コロナ」「アマビエ」の人気度も減少
・これまでの「アマビエ」の変動は、「コロナ」や感染者数に追随していたが、現在は 「コロナ」や感染者数に 同期した動きを見せている。
以上となります。
新規感染者が再度増加していますが、気を抜かずにコロナ禍を乗り切りましょう!
※使用したデータについて
・Googleトレンド キーワード「コロナ」「アマビエ」の人気度を参照(2020/1/5~2020/7/11)
・感染者数(2020/1/5~2020/7/11)は朝日新聞社 コロナ特設サイトを参照 (https://www.asahi.com/special/corona/)